空色徒然草

by いおいお

趣味はブログ。

 新年度一日目の仕事は、同い年の友人の結婚披露宴だった。
 新郎新婦は友人とその夫だし、参加者はほぼ身内だし、スマートカジュアルだし、ボランティアだし、仕事というほどのものではないのだけれど、頼まれてピアノを弾くとなると、相手が誰であれ「わかりました、ではピアニストとして誠意をもって要求にお応えいたします」というモードに入ってしまう。(歌伴奏だから余計そうだったのかもしれない。)別にそれが悪いことというわけではないけれど、依頼者である友人当人はそういうのを望んでいたのだろうか?と微妙な気持ちにもなる。
 趣味を披露する、という気持ちで人前でピアノを弾くことはもうできないんじゃなかろうか、なんて不安は杞憂だろうか。

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 さて、ピアノと違ってこちらのブログは完全に趣味で書いておりますので、いままで通り気楽に更新していけたらなと思っております。「定期更新ができるようになる」これが今年度上半期の目標です。気楽に、とは。
 ミュージシャンにとっては音(音楽)が自分の声であり言葉であるという説もありますが、やはり必要に応じて日本語等の言語を用いて自分の感情なり考えなりを表出していくことも人間として大切な営みだと心得ておりますので、こういう場を利用して日本語運用能力をがしがし鍛えていければと思っております。(Twitterもやっておりますので、フォローしていただけると嬉しいです。)読み書きの能力は読み書きによってのみ鍛えられうる、そしてこれは言語にも音楽にも共通していえることである、というのが私の持論です。持論なら何でもアリです。持論を制する者は人生を制す。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。